淡路島ってどこにあるの?

「淡路島ってどこの県?」と聞かれることがよくあります。

島自体が有名なため、知られていないことが多いですが、淡路島は兵庫県に属しています。

兵庫県の南側、瀬戸内海に位置しているので四国だと思われることが多いようです。

淡路島は大阪湾、播磨灘、紀伊水道に囲まれており、その大きさはなんと国内第7位。意外と大きいのです。
また、本州からは明石海峡大橋で行けるため、実は陸続きになっており、京阪神地区からもアクセスの利便性が高いです。

日本書紀や古事記にも登場する歴史ある島であり、イザナギとイザナミの2神が国生み神話の中で、最初に創ったおのころ島が淡路島だと言われています。

また、万葉の昔の頃は、朝廷に献上するものは主に食物だったため、「御食国(みつけのくに)」とも呼ばれてきました。淡路島は、海の幸や山の幸が豊富に採れるためです。今ではこれらのグルメ目当てで淡路島に訪れる観光客も非常に多いです。

 

ところで、淡路島といえば、どういったイメージがあるでしょうか?

「たまねぎ」は生産量が全国3位なので有名かもしれませんが、淡路島はたまねぎ以外にも多くの魅力があります。

淡路島は、大きく分けると淡路エリア、洲本エリア、南あわじエリアの3つに分けられます。

目次

淡路エリア ~花やアート~

淡路町、東浦町、津名町、北淡町、一宮町が合併して誕生した淡路市がこの淡路エリア。淡路島の北部分です。本州から来る人にとっては、まさにエントランスエリアとなります。
東海岸沿いには、2000年の開催された淡路花博の跡地を活用した「国立明石海峡公園」や、花の名所「花さじき」、複合文化リゾート「淡路夢舞台」など、きれいなお花を観賞出来るスポットが多く点在しています。
淡路島国営明石海峡公園
 

洲本エリア ~城下町&温泉~

淡路島で最大の街「洲本市」があるエリア。淡路島の中央部で、海岸線に沿って温泉が沸いているため、有名なホテルが並んでいます。足湯もたくさんあります。
洲本エリアは、かつての城下町であり、元和元年(1615)に徳島藩主 蜂須賀氏の領地となり家老の稲田氏一族が洲本に居城して以来、島の中心地として栄えてきました。そして平成18年2月には、五色町と合併して新しい洲本市が誕生しました。この五色町には、幕末の英雄 高田屋嘉兵衛について紹介する「高田屋嘉兵衛顕彰館」があります。

洲本城
夏の「淡路島まつり」、冬の「光の街・洲本」などのイベントが開催されるのもこの洲本エリア。
また、赤ウニで有名な由良エリアがあるのもここです。

南あわじエリア ~リゾート~

緑町、三原町、西淡町、南淡町が合併して誕生したのが南あわじ市。淡路人形浄瑠璃の発祥地であるため、「淡路人形翔瑠璃館」があります。

このエリアには、日本三大群生地の1つである灘黒岩水仙郷があります。冬に満開となるので、季節があえば行ってみましょう。

灘黒岩水仙郷

見どころとしては、やはり鳴門海峡にうずまくうず潮。福良港からはうずしお観潮船が発着しているので、これに乗ろう。

うず潮以外にもピカソなど世界の著名な画家の作品を陶板に焼き上げて展示する大塚国際美術館や、鳴門市ドイツ館などがあります。

鳴門海峡を渡れば、四国はすぐそこ。淡路島の中でもきれいな海が広がるエリアなので、多くの観光客が訪れるリゾートスポットです。
鳴門鯛、鳴門ワカメ、鳴門金時等の名産品もたくさんあります。

 

花のスポットや観光スポット、そしてグルメスポットに温泉街。

淡路島は、大人だけでなく、子供連れのファミリー等幅広い年代に人気がある島です。



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